DAICHI's Space for PlayStation VR2

PlayStationハードやゲームに関する情報・説明、ゲームプレイの感想等を個人的な視点から綴って臨時的に投稿しています。

【PSVR】Bravo Teamをシューティングコントローラーで一通りクリア!正直な感想と考え【PS4】


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今年もゴールデンウイークに入りましたね、毎年楽しみなGWですが過去にはいまいち自分がプレイするタイトルがまとまってない年も少なくはありませんでしたЯ

しかし今年はそこそこプレイするタイトルが多くて時間が足りないぐらいですЯwR

ではその中でGW直前~GW開始早々までプレイした1作について今回書きたいと思いますЯ!R

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Bravo Team

 

今回はいろいろ感じたことがあるゲームなだけに正直な感想を書きたいと思います、いつも正直ですけどねЯwR

ただ、自分が「この人いつもVRのゲームに対しては称賛ばかりしてない?」って思われても仕方がないぐらいいつもVRゲームよいしょしてるように見える方もいるかもしれませんЯwR

今回の記事ではそうではないことがわかると思いますЯwR

このゲームについて

商品情報はこちら

store.playstation.com

 

去年のE3 2017での発表が印象に残っています、シューティングコントローラー完全対応の対人VR FPSですねЯ

www.youtube.com

自由移動はなく、ポイント移動となっておりアーケードのガンシューティングライクなFPSですЯ!R

海外では先月リリースされ、日本国内では今月26日にリリースされましたЯ

オンライン協力プレイにも対応していますが、今回はシューティングコントローラーでシングルプレイで一通りクリアした感想になりますЯ

グラフィックについて

では、まずはわかりやすい見た目の部分からレビューしていきたいと思いますЯ!R

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まず、最初に思ったのは「スケールがデカすぎる」ということですねЯwR

VRのたいていのゲームでは人の大きさや物の大きさが現実で見た時と同じ大きさに見えるように設定されており現実と錯覚しやすい没入感を感じさせてくれるのですが、このゲームの場合は人も銃も他のゲームと比べて2倍近く大きい印象を受けましたЯ

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グラフィック自体はVRのゲームの中では結構綺麗な方だと思いますЯ

初めてVRを体験した人は「うわ、リアル!」ってなるレベルだと思いますЯ!R

ただ、PS4 Proでプレイしてても視界周りがボヤけるようになっていますЯ

バイオ7の場合はノーマルPS4ならこの視界周りのボヤけがあってProでは無いようになっていたのですが、このゲームの場合はProでも低解像度表示エリアが視界周りにあるようですЯ

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後半になるとビルや室内も出てきますが自由移動じゃないのがもったいないぐらいフィールドの作り込みはよく出来ていると思いますЯwR (誉め言葉です)

 

スケールが大きすぎることと視界周りに低解像度エリアがあることを問題点のように挙げましたが、スケールはやってればまあそういう世界なんだなと慣れると思いますし、シューティングゲームでは真ん中にスコープを持ってきて敵を狙うのが主だと思うのでそんなにゲームプレイ上問題になることは無いと思いましたЯ

また、ブロードキャストしている時にコメントを下さった方が仰っていたのですが「スケールが大きいのは遠くの敵を見えやすくするためかもしれない」という意見もお聞きしましたЯ!R

ゲーム性を考えれば理にかなっていると思いますし一理あるのではないかと思いましたねЯ!R

 

こんな感じで、グラフィックは個人的に問題無しかなといったところですЯ


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ゲーム性と仕様について

さて、ここからが本題とも言えるでしょう、先行発売した海外で散々話題になっていたゲーム性と仕様についてですЯ!R

海外ではかなり悪い評価が目立っており、日本のユーザーで海外版をプレイした人のレビューでもかなりマイナスなものが多かった印象でしたЯ・R

しかしそれでも自分が楽しみにして購入したのは「ゲームはプレイしてから評価すべき」という考えがあったからですЯ!R

特にVRの場合だと実際にプレイした人だけがその価値を味わえるものなので尚更ですよねЯ

では、ここからはゲーム性と仕様というシステム的な部分に対する自分の個人的な印象・感想になりますЯ

シューティング要素について

このゲームのメインとも言えるシューティング要素ですが基本はシューティングコントローラーで敵に狙いを定めて撃つといった感じです、当然ですがЯwR

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ただ、自分がトラッキング範囲内で動き回ってもプレイヤーの身体は特定の座標に固定されている感じになっていますЯ

例えばFarpointでは移動操作をしていない時でもトラッキング範囲内で移動したりしゃがんだりするとプレイヤーの身体にその動きが反映されて低い壁に隠れたりそこから顔を出したりすることが出来ましたねЯ

それがこのブラボーチームではプレイヤーの身体の位置が固定なので、ラッキング範囲内を動き回って敵の銃弾を避けるといったようなFarpointでは出来たVR特有の楽しみ方が出来ませんでしたЯ

なのでどの位置にいても自分自身が動いてプレイヤーに弾が当たらないようにするってことが出来ないですЯ

個人的にはここは出来るようにしておいて欲しかったなといった感じですЯ

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武器は途中でショットガン、スナイパー等を拾うことができライフルと持ち替えることが出来ますЯ!R

武器は両手武器、片手武器(ピストル)を1つずつしか持てないようになっているシステムですЯ

ショットガンは当たる範囲も広くどの距離の敵に当たっても威力は強烈なのでかなり役立ちますЯ!R

スナイパーも威力は強烈で方向キーの上を押すことでスコープをズームすることが出来て射撃が楽しいですЯoR

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フィールド上には無限の弾薬ボックスが定期的に出てくるので弾薬に困ることはほとんどありませんが、弾薬を切らしてしまうとまた戻って弾薬ボックスのところに行かないと!って事態は結構起きましたЯwR

見つけたら弾薬ボックスを開いておくのが吉ですねЯ

シューティング要素はこんな感じで特別な新鮮さ等はありませんがシューコンで敵を撃つ爽快感は味わえるようになっていると思いますЯ

移動システムについて

さて、海外で散々評判が悪かった移動システムについて

前述したようにこのゲームにはFarpointやバイオ7のような自由移動はありませんが、ワープ移動もありませんЯwR

ではどうやって移動するかといえば幽体離脱方式のポイント移動ですЯ

基本的にシューティング時は主観視点になっているのですが

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↑このように特定の移動ポイントが複数用意されていて、移動可能なポイントには盾のアイコンが表示され、そのアイコンが出た状態で×ボタンを押すと

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このようにプレイヤーが移動しているところを客観視点で見る感じになりますЯ

そして移動完了するとまた主観視点に戻りますЯ

 

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先ほども書いた弾薬ボックスでの弾薬補給時、敵をステルスキルした際、その他シューティング以外のプレイヤーのアクションは全て客観視点になりますЯ

海外レビューではここが結構叩かれてる印象でしたЯ

しかしブラボーチームは自由移動無しでこういう移動方法なのは発売前の情報で知ってましたし個人的にここは別に気になりませんでしたねЯ!R

それよりも移動時にポイントを選択する時、自分の視点やコントローラーの向きで移動先アイコンが表示されるので、ボタンを押す瞬間に少しヘッドセットやコントローラーのトラッキングが動くとそれまで選択されてたのとは別のポイントが選択されてしまって行きたいポイントとは別の場所へ移動してしまうことがあるところが気になってしまいましたЯ・R

敵の攻撃も結構威力が強く、一斉に複数から撃たれると難易度ノーマルでも結構すぐにダウンしてしまいますし、移動先を間違えると敵に蜂の巣にされることも多々ありましたЯ

個人的には見映えの部分より挙動に問題ありかなと思いますЯ

サウンドについて

VRで映像と同じぐらい大事なサウンドですが、個人的には少し音量が全体的に小さいと思いましたЯ

最大音量に設定していても音量が小さい場面がほとんどで、敵に撃たれた時の奥からこっちに弾が飛んでくる「うわ!」っていう驚きの感覚が他のゲームと比べると小さかったかなといった感じですЯ

その割にはヘリの音はかなり大きいので、それ以外の音量も同じぐらい大きめにして欲しかったなと思いましたЯ

しかし3Dオーディオはきちんと機能していて敵の方向、撃ってくる方向、距離等はしっかりと音から掴むことが出来るようになっていると思いますЯ!R

AIについて

上に挙げた感想は好みによって良いか悪いか別れる部分が多いと思いますが、好み関係無しにこのゲーム最大の問題点はAIですЯ

このゲームでは2人1組で行動するのが基本で、オンライン協力の際はお互いプレイヤー同士でやりとりして進むので問題無さそうですがシングルプレイの際はAIが味方になりますЯ

そんな味方AIが明らか駄目だと思いますЯwR

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自分がダウンした際には味方AIに回復してもらう必要があるのですが、明らか近くにいても回復してくれない時が何度もあってそのままゲームオーバーのパターンが何度もありましたЯ・R

そして共に行動する中で援護してくれるようになっているはずなのですが、壁に向かって撃ち続けていたりすることもありましたЯwR

また、エレベーターに乗っている時になぜか外に貫通して出ていったりだとか、そういう絵的なバグもありましたねЯwR

敵AIに関してはこちらが狙いを定めるとしゃがんで隠れたりするので敵としてはきちんと機能しているように思えましたЯ

とにかく味方AIにかなり難ありだなと思った次第ですЯ

その他システム面で気になった部分

他に個人的に気になった部分ですが

基本的にドアを開けたりするとロード画面になってその後次のエリアでゲーム再開となりますが、このゲームにはいくつかの大エリアに分かれてますЯ

タイトル画面からはその大エリアの最初からしか再開出来ない仕様のようでしたЯ

ゲームオーバーの際に復帰するチェックポイントは複数その区間内にありますが、一度タイトル画面に戻るとそこから復帰することは出来ず、大エリアの最初からとなりますЯ

まあそういう仕様ならそれはそれで良いと思うのですが、大エリアの最初とチェックポイントの最初はどちらもロード画面が同じなので区別が付きにくかったですЯ

ここは個人的にタイトル画面に戻った後もチェックポイントから復帰出来るようにして欲しかったですし、そうでなくても大エリアを跨いだ時にわかりやすい合図を付けて欲しかったですЯ


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総合的な感想と考え

さて、いろいろ文句を書き綴ったように見えてしまうと思いますが良い部分ももちろんありますЯ!R

 

AIは致命的な問題だとは思いますがそれ以外の部分は好みによって変わる部分が多いのではないでしょうかЯ

ゲーム全体にも言えることですが特にVRゲームでは人の好みや感覚によって評価が180度変わることもしばしばありますよねЯ

例えばスケールにしても、自分としてはリアルな大きさの方が没入感があって良いと思いますが現実より大きい方が迫力があって好きだという人もいると思いますЯ

身体の座標が位置固定で反映されないのも、個人的にはプレイヤーキャラとの一体感が削がれて没入感が下がる要因でしたが、それは散々Farpoint等の自由移動のVR FPSをプレイしている自分の個人的な好みですしЯ

客観的に考えるとVR初心者の人にはむしろ身体を動かさなくて済むのでハードルが下がると思いますし、その方が座って落ち着いてプレイ出来ると思いましたЯ

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あと、個人的に思ったことですがこの移動時だけ客観視点になるというのはキャラゲーをVR化する際にはかなり効果的なのではないでしょうかЯ?R

VRでそのキャラになりきって没入も出来るし移動時にはそのキャラのアクションを客観的に観れる!

これは例えばバイオハザードのクロニクルズ シリーズ等がこのスタイルでVRで出たらかなり嬉しいですよ個人的にはЯwR

今回は馴染みのない顔も隠れた普通のモブの部隊兵を客観的に見るだけだったので文句を言う人が多かっただけなのではないでしょうかЯ?R

これがみんなの馴染みのあるキャラクターだったらまた多くの人の印象は違っていたのではないでしょうかねЯ

あくまでも個人的な推測に過ぎませんがЯ

 

そして、今回Until Dawnシリーズ等で有名なSUPERMASSIVE GAMESが開発したタイトルとなっておりますが、最初にプレイした時は「何であんなに評価の高いゲームを生み出してきたこのスタジオからこんなシステムやAIのゲームが作られたのか!?」という疑問を持っていましたЯ

最初は「外注にでもしたのか?」とか「他のタイトルと並行で作ってたからこっちには力を入れられなかったのか?」とかいうおかしな妄想をしていましたが、自分の中で最終的に出た答えはもっと単純でしたЯ

このスタジオはこのタイプのVRゲーム開発が初だったことに気付きましたЯ!R

VRタイトルでこのスタジオから他に出たのはホラーシューティングのUntil Dawn: Rush of Blood、つみきを組み立てるクイズ・シミュレーションのつみきBLOQ VR、ホラーアドベンチャーThe Inpatientと幅広いタイプのタイトルを開発していますよねЯ!R

今回のブラボーチームは対人、協力FPSという今までこのスタジオが作ってきたタイトルとはタイプが違ってますし、作るのに求められる技術も異なってくると思いますЯ

シューティングというところではUntil Dawn: Rush of Bloodと共通していますが、あれは撃ち合いや助け合いのようなシステムも無く敵はゾンビのような化け物が物理的に近くに来て襲ってくるシステムだったので今回のような対人シューティングとはAIの作りも違ってくるはずですЯ

このスタジオはプレイヤーに協力する人間のAI敵を狙い撃つ人間のAIを作ることにはまだ長けていなかったのではないかと思いますねЯ

だからといってこれで良いという訳でもないと思いますが、今回AIに関しては多数フィードバックを受けていると思いますのでまた次の作品に繋げていって欲しいなと思いますЯ!R

VRじゃないゲームも含めるとスマホ連動型のPlayLinkシステムを使ったサスペンスアドベンチャーHidden Agenda等、いろんなタイプのゲームを沢山開発しているスタジオなので次もまた新鮮なゲームをどんどん開発していって欲しいなとЯoR

 

あくまでも自分個人の考えなのでここに書いていることは自分の戯言・考察だと思って頂ければと思いますЯ

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AIの問題等が無ければゲームとしては好きな分類ですし、このゲームの企画自体も素晴らしいものだと思っていますЯ!R

こういった問題があってもそれでもクリアするまで楽しめましたし、ゲーム自体は楽しかったですЯoR

自由移動のVR FPSもどんどん増やして欲しいですが、このタイプのVRシューティングもどんどん増えて欲しいですЯoR

上にも書きましたが有名なキャラが出てくるゲームだとこの移動システムは素晴らしいと思いますЯoR

そういう意味ではスタンダードになるべき作品だとも思いますねЯ!R

(もちろんAIの問題等は取り除いた前提です)

 

また、自由移動が一切なく酔い対策も万全なのでシューティングコントローラーで最初に遊ぶ一作としてはオススメ出来ますЯ!R

シューティングコントローラー対応のタイトルは自由移動のゲームが多いので、酔う要素無しでVRシューティングを楽しみたいVR初心者には良いゲームだと思いますよЯ!R

この作品でシューコンでのシューティングに慣れてからFarpoint等の自由移動VR FPSをプレイするというのもありかなと思いましたЯ

SIEのファーストのVRタイトルは今後もPvP FPSFirewall Zero Hourやマフィア映画に没入しているかのようなBlood & Truth等、期待作が控えていますЯ!R

E3 2018でも新たに期待作が発表されるでしょうし、ポッと出のインディーズタイトルからもまた面白いタイトルが突然配信されるかもしれませんねЯ!R

今後もVRタイトルに関してまたプレイしたものを載せていきたいと思いますЯ!R

 

それでは!


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©2018 Sony Interactive Entertainment Europe. Developed by Supermassive Games.

 

動画の宣伝

www.youtube.com

今回、プレイ配信したブロードキャストを4つのアーカイブに分けてアップロードさせて頂きましたが、その中の最後のパートを紹介させて頂きますЯ

最後のパートの方がいろいろ感想がまとまっているので今回はあえて最後のパートを貼らせて頂きますЯ