【シリーズ初の4K/60fps】みんな大好き塊魂アンコール＋ 王様プチメモリーが最新ハード向けの高画質に対応して登場【PS5】
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今回は久々にVR以外のゲームに関する記事となります。
今回は2023年6月1日発売予定の昨日発表されたこちらのタイトルに関して、個人的に強調したいと思った部分をピックアップしていきます！
このタイトルについて
まずは作品に関して個人的観点を交えながら軽く記述していきます。
2004年に第一作目が発売された塊魂シリーズ。
ユニークでコミカルなCMが話題となり人気を博し、以後もしばらくシリーズ作品が続いたバンダイナムコエンターテインメント（当時ナムコより発売）によるロマンチックアクション。
ロマンチックアクションとそれだけ聞くとどんなゲーム？とあまり想像出来ないものですが、実際のゲームデザインは上記CMのようにモノを転がしてくっつけてだんだんと大きくしていくというシンプルそのもの。
シンプルでありながら当時は斬新で、今でも充分ユニークに感じられる絶妙なゲームシステムですね。
筆者は当時まだ子供で、CMを見てすぐにやってみたいと思い買ってもらったのをよく覚えています。インターネットがまだあまり発達していなかった当時としては、CMでプレイヤーがシンプルに面白いと思えるように見せたこの宣伝のセンスはお見事だったと言えるでしょう。
単純に"おもしろい"ゲームデザインに加えて松崎しげる等の著名なミュージシャンによるコミカルな楽曲がゲーム中に鳴り続けるという仕掛け、そしてそれまで見たこともなかった王子や王様といったこのゲームにしかないムードを放つキャラクターや世界観と共にこのゲームの全てに当時不思議に思いながらもプレイする中で惹かれていったものでした。
そして一作目からわずか1年後にそのゲームの内容を更にグレートアップさせてよりバラエティに富んだ続編みんな大好き塊魂が発売されました。
シリーズはその後もPSPで僕の私の塊魂(2005)、Xbox 360でビューティフル塊魂(2007)、PS3で塊魂トリビュート(2009)、PS Vitaで塊魂ノビータ(2011)といろんな機種で展開され（今になって思うと作品ごとにマルチプラットフォーム展開がなく毎回一つのハード独占というなかなか面白い展開ですね）続いていきましたがそれ以降はシリーズの新作が途絶えてしまうことになりました。
筆者は上記の中ではXbox 360のビューティフル以外は全てプレイ済みですが、個人的に一番好きなのが2作目のみんな大好き塊魂です。
そんな2作目が追加要素を引っ提げてPlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X|S、Xbox One、Nintendo Switch、Steam (PC)といった最新・現世代ゲームハードや環境へ移植されるのが今回発表されたみんな大好き塊魂アンコール＋ 王様プチメモリーです！
というのは上記の記事や各メディアの発表でもう既に知っている方が多いと思いますので、今回は筆者がこのリマスター移植で最も注目するところをピックアップさせて頂きます！
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シリーズ初の4K解像度・60fps高フレームレートを実現
encore-welovekatamari.bn-ent.net
今作の公式サイトにて、各機種毎のパフォーマンススペックが詳細に記されています。
発表と同時にこういったスペックを公開してくれるのは画質に拘る筆者としては非常にありがたいですね。
こちらの表から、今作のPS5、Xbox Series X|S版は4K解像度・60fpsの高フレームレートに対応していることがわかります！これを見た時、筆者は大きく喜んだものです。
"そんなに騒ぐことか？次世代機ではもはや当たり前だろう"と思われるかもしれませんが、筆者が今回特別喜んでいるのには訳があります。
まず、2020年にも塊魂シリーズは一作目のリマスター作品『塊魂アンコール』がPS4/Xbox One向けに発売されていたのですが、その時はこれらの機種での最高画質が1080p/30fpsだったのです。
シリーズ初代の作品をまた遊べたのは嬉しかったですがPS4の他のゲームではPS4 ProやPS5でのブースト互換向けに4K画質に対応しているものも多々あり、何よりPS4でも60fpsでの動作が可能なはずなのにPS3の塊魂トリビュートと同様の解像度・フレームレートまでにしか対応していなかったのはとても残念だったのです。購入後のアンケートでは"最新機種に合った画質に調整して欲しい"と、ここに対する文句を強調して送ったものです（笑）
加えて、塊魂シリーズはXbox 360向けのビューティフル塊魂からはHD画質に対応していましたが
と、何だかんだで家庭用ゲーム機向けには安定した60fpsに対応した作品が今までなかったのです。
そこで今回のみんな大好き塊魂アンコールではPS5やXbox Series X|S版で4K (3840x2160p) / 60fpsという今の家庭用ゲーム機での最高解像度・高フレームレートに対応するということになるので、筆者はとても楽しみという訳です。
Xbox 360を持っていなくてビューティフル塊魂での可変60fpsすら体験したことがないので、今回で初の60fpsの塊魂を体感出来ることになりそうです。（PS4版においては解像度が1080pですが、1作目アンコールと違いこちらも60fpsには対応しているようです）
フレームレートは特にアクションのあるゲームのプレイ体験を大きく左右するものだと思っているので、30fpsが60fpsになるだけで大きく体感が異なりますね。
塊魂のようなコミカルなテイストのゲームに60fpsのような高フレームレートはとても雰囲気にも合っていると思うので、どのように感覚が変わっているのかを確かめるのが楽しみです！
最後に
VRメインにするつもりのブログにおいてPSVR2を目前にして平面スクリーンのタイトルの記事を書かせて頂きましたが、このシリーズは筆者にとってそれほど思い入れの強いものです。昨日発表された時は大はしゃぎしていまいました（笑）
2014年にPS4が登場したあたりからは数々のインディーズ作品も注目されるようになっていて沢山のユニークな作品が溢れている昨今ですが、それでもこの塊魂シリーズは19年経った今でも色褪せない斬新でシンプルで"おもしろい"作品だと思います。ゲームデザインや操作性をそう大きく弄らなくても画質を最新ハード向けに調整しただけで今でも充分に楽しんで遊べる、そんなゲームだからこそPS2からPS5へ三世代の時を経て個人的にシリーズ最高傑作のみんな大好き塊魂を再び最新ハードで遊べるのを楽しみにしています。
新しい課題や新要素等もあって一作目のアンコールと比べて普通のリマスターの範疇ではない、よりフレッシュな移植が期待出来ますね。
発売予定は2023年6月1日なのでまだ少し先ですが、その前にPSVR2という一大イベントがあるのでこちらを楽しんでいるうちにあっという間でしょう。
気長に待ちたいと思います。
それでは！
