DAICHI's Space for PlayStation VR2

PlayStationハードやゲームに関する情報・説明、ゲームプレイの感想等を個人的な視点から綴って臨時的に投稿しています。

【転売ヤー対策案】PlayStation VR2をスムーズに予約購入出来るようにするための販売方法について考える【PSVR2/PS5】


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今回はPlayStation VR2に関しての記事になります!

このブログでも発売以降数年間にわたり積極的に取り上げてきたPSVRですが、とうとう次世代機PSVR2が発表されました!

今回はそんなPSVR2を手に入れるためにユーザーにとっては最も重要とも言える部分についてのお話になります。

PlayStation VR2の予約販売における転売屋対策

今回はこちらについて考えていきたいと思います!

PSVR2について

2021年にPS5向けの次世代VRハードとしてその存在が発表。
今年2022年にPlayStation VR2という正式名称やVRヘッドセットと新型専用コントローラーの外観、そして一部ソフトウェアラインナップも発表されいよいよ発売に向けての盛り上がりも徐々に始まりつつあるPSVR2。

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解像度4K HDRディスプレイの搭載、視線トラッキングやフォビエートレンダリング技術(視線の先だけを高画質で描画して描画負荷を下げる技術)、従来のようなカメラでのトラッキングを必要としないインサイド・アウト・トラッキングアダプティブトリガーとハプティックフィードバック搭載の両手で握る専用コントローラー、頭部や顔面へのヘッドセット振動フィードバックへの対応、プロセッサーユニットを必要とせずPS5本体とUSBケーブル一本での接続が可能になった点等
第一世代のPSVRを経験したユーザーにとっては文字で説明を見るだけでもかなりの進化を期待が出来ることだと思います!

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そして気になるソフトウェアラインナップですが、PSVRユーザーに衝撃を与えた前作バイオハザード 7に引き続き満を期してナンバリング最新作バイオハザード ヴィレッジの本編も全面対応するという発表が先日ありましたね!
更に最新リメイクとして発表されたバイオハザード RE:4にまでPSVR2対応コンテンツがあるとの発表も!

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PlayStation Studioで人気のHorizonシリーズのVR専用ゲームであるHorizon Call of the MountainもファーストタイトルなだけにそのクオリティやVRならではのゲームデザインに期待が掛かります。

PSVR2の発売日はまだ現時点では未発表ですが、進化の全容や一部とはいえタイトルラインナップも発表されてきているのでいつ頃発売するのかもそう遠くないうちに発表があることだと思います。


筆者としてはこれらの情報だけで充分に迷いなく購入確定な訳ですが、ここで購入に関わる現実的な問題について考えていきたいと思います。


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転売問題の現状

さて、かれこれ15年以上もの間問題になっているゲームハードの転売問題についてですが
昨今は専門的な知識やIT技術を持つ人間以外も簡単にネットで物を買って物を売ることが出来るようになっている影響もあるせいか、転売を行う人間が増えつつありますますこの問題にゲーム業界は直面していることかと思います。

2016年の第一世代のPlayStation VRが発売した際もこの問題によりユーザーとして買いたい人が買えないといった問題が約一年間発生してしまいました。

そして2020年に発売したPlayStation 5ではその問題が更に深刻化し、予約開始時から2022年6月現在に至るまでずっとこの問題が発生し続けています。

ゲームを買って遊ぶユーザー自身が次世代機を買いたくても買えないことの影響もあるのか、現状ではPS4版とPS5版で同じゲームをリリースするいわゆる縦マルチのタイトルが多く次世代機向けの専用タイトルのリリースは未だ少ないですね。中には次世代機向けに開発していたタイトルを現行機向けにも調整して出さざるを得ないタイトルもあり、なかなかゲーム業界としても次世代機向けゲームのビジネスが発展しない問題に直面し続けていることではないでしょうか。


PS5では現状ソニーストアを含む多くの店舗の販売方法として抽選方式が採用されています。大勢を装って参加して当選率を上げて購入する転売屋やとりあえず欲しくないけど当たったらラッキーといったような感覚で抽選に気軽に参加する人間が後を絶たないせいか、買いたくても買えないゲームユーザーがまだまだ多くいる状況ですね。この現状を考えると、ただ抽選で販売するだけでは根本的な解決にはほとんどならなかったと考えていいと思います。


ブログを休止していたPS5発売当時も筆者はこの問題に関してSNSYouTube等で解決案を発信していました。

解決案としてはまずはコアなPlayStationユーザーに販売することです。

こう言うと新規ユーザーが取り込めないからビジネスとして悪手だという声も上がるとは思いますが、ゲームユーザーとしての条件をほとんど設けずただ店舗の購入履歴等の条件のみで抽選販売を行った結果、新しいユーザーとなりえた人たちも買えずPS4の頃からのコアなユーザーも多くが買えなかったと思われます。
PS5が転売屋に狙われることは過去のPSVRの販売時のことからもSIEは予見出来たとも推察出来ますし、結果論ではありますがやはり最初はコアなPSユーザーに優先して販売するべきだったと今でも思っています。

当時の自分の案として
ディスクドライブ搭載モデルのPS5は現状と同じ方法で販売しつつデジタルエディションだけはPS Storeで一定数PS4のゲームを購入しているユーザーに限定してソニーストアで抽選を行うという方法を提案していました。

ディスクドライブ搭載モデルに関しては各小売店の事情もあると思いますしとりあえず現状のままで仕方ないかもしれませんが、デジタルエディションは小売で買ったユーザーがその店からゲームを買うことはなくダウンロードでPS Storeからゲームを買うことになります。この場合小売店にとっては店から継続的にPS5のゲームを買ってもらう顧客を獲得出来ないので販売するメリットがほぼないことかと思います。なのでデジタルエディションの在庫だけは小売店には出荷せずPS Storeユーザーに限定してソニーストアで販売すればコアユーザーはとりあえず一定数買えてなんとかバランスを取れたのではと思っています。
(コアユーザーに売るという発想でいけば、各店舗でも過去にPlayStationハードのゲームを買ったことのある会員に限定してPS5を抽選販売する等のシステムにしても良かったのでは?とも思いますが)

各店舗でこういった販売方法のためのシステムを特別に構築するのはある程度コストが掛かることは理解しています。しかし結局、ゲームを遊ばない人がPS5本体を買ったところでハードメーカー、ソフトメーカー、販売店にほとんどメリットがないはずなので現状から販売のシステムを変える必要があることは確かだと思います。

今年の夏頃にはPS5の増産予定があるといった報道も出ていたり、来年発売のサードの大型タイトルの数々は次世代機向けのものも発表されているのでゲーム業界としてはPS5のこの問題は来年までに大方解決する見通しはあるのだと思います。

しかしながら、現状と同じ販売システムである限りはPSVR2で再び同じ問題が発生する可能性は高いと考えています。

PSVR2のスムーズな販売方法について

さて、ここからが本題です。

今回SIEがPSVR2を販売するにあたって、第一世代のPSVRやPS5の時の二の舞にならず欲しい人が買いやすくなる方法について考えていきたいと思います。

まずPSVR2はPS5に接続する周辺機器であり、スタンドアローンで動作するゲームハードではないというところに焦点を絞ります。それに加えて先に述べたようにまずはコアなユーザーに販売するという視点も付け加えていくつか考えと提案を書いていきます。

ソニーストアで第一世代のPSVRユーザー限定で販売

まずは最もコアなユーザーに販売する方法から。

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SIEのサポートでは、所持しているPSVRのシリアル番号を入力してPS5に第一世代のPSVRを接続するためのアダプターを郵送で受け取ることが出来るというシステムが存在しています。つまり現状、PSVRを各ユーザーが所持しているかどうかを確認出来るシステムがSIEでは既に存在しているということになります。

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更に、SIEでは過去にプレイステーション クラシックを販売した際にはPS Plus会員限定でソニーストアでの抽選販売を行ったことがありました。つまりSIE側とソニーストア側でユーザーの状態の連携が取れるシステムも既に存在していると思われます。

上記のシステムを使って既にPSVRを所持しているユーザーがPSVRのシリアル番号を入力する、もしくはPSVR専用タイトルを遊んだことのあるPSNアカウントでサインインしてPSVRユーザー限定でPSVR2の予約抽選販売を行うといったことが可能になるのではないでしょうか。

これは最もコアなユーザーへの販売方法であり非常に限定的でもあるためこれだけではPSVR2から新規にVRを買いたいというPS5ユーザーには販売出来ないということにもなってしまいます。なので他にも方法を考えていきます。

ソニーストアでPS5ユーザー限定で販売

上記のようなPSVRのシリアル番号入力システムやPSNソニーストアの連携システムはPS5でも同じように使えると思われます。なので

・PS5のシリアル番号を入力する、もしくはPS5で本体登録を行っているPSNアカウントでサインインしてPS5ユーザー限定でPSVR2の予約抽選販売を行う

という方法での販売が可能なのではないでしょうか。先に述べたように、PSVR2はPS5の周辺機器でありPS5がないと動かないハードウェアなので遊ぶにはPS5を持っていることが前提になります。なのでPS5を持っているユーザー限定で販売するのは理にかなっているシステムだと言えるでしょう。個人的にはこれが最もバランスの取れた方法だと思っています。

③各販売店でPS5を購入済みの会員限定で販売

では、ソニーストア以外の店舗での販売についても考えていきましょう。

現状、多くの店舗では各店舗会員の過去の購入履歴の内容で抽選販売の条件を設けているシステムが多く見受けられます。(例:直近2年間の購入金額が10,000円を超えていて同じ本体を購入していない会員が抽選参加の条件等)

このことから、過去の購入履歴の内容を参照して条件を設けることは各販売店にとってそう難しいことではないと思われます。ここで、下記の方法を提案します。

・過去にPS5の購入履歴のある会員を条件にPSVR2の予約販売もしくは予約販売抽選を行う

例えばヨドバシならヨドバシ店舗もしくはヨドバシ.comで過去にPS5の購入履歴のある会員がPSVR2の販売抽選に参加出来るといったようなシステムです。

この方法なら各販売店においても実際のPS5ユーザーに販売しやすくなるのではないでしょうか。同時に転売目的でこれらのハードを過去に購入した人間も買えてしまうことになるので先に提案したソニーストアの方法よりも実際のゲームユーザーを絞れる精度は低くはなりますが、それでもPS5で現状遊んでいるユーザーはどこかしらの販売店で購入している訳ですからこれで実際のユーザーが買いやすくなることは確かだと思います。最初の予約受付時点で発売日分の抽選に外れたとしてもPS5の購入履歴がある限り次の入荷分の抽選でも同じ条件で受け付けることで当選する確率も上がってくると思いますし、このシステムが良い着地点だと思っています。

もしその時点で店舗のPS5の在庫に余裕があって買える状態ならPS5をその場で購入した人も対象に加えると良いと思います。仮にPS5が余裕を持って買える状態になっているならPS5の転売価格も暴落しているでしょうし、PS5の価格を考えるとPSVR2を転売するためにPS5と同時購入するのは利益が出なくて転売屋にとってリスクの高いことになると思うので。

まとめ

以上が自分が今考えている販売店によるPSVR2の転売対策です。

個人的な理想としてはソニーストアではまずは①と②の両方の条件を満たすユーザーを最優先に販売し、余裕があれば②の条件のみのユーザーにも販売もしくは販売抽選を行う。そして各店舗では③の方法で販売といった展開が望ましいです。少なくともこれらの方法なら店舗の購入履歴の金額のみを見て条件を設けるよりもいくらかマシな状況に持っていくことは出来るだろうと考えています。

第一世代のPSVRの時はヨドバシ等の販売店で体験会が開催されていてそれの参加者が予約出来たりするといったシステムもありましたが、昨今の世の中の状況を考えると現状では大人数で並ぶような体験会の開催をする店舗はほぼないと思われます。ソニーストアでは体験会をWebで予約出来るシステムが以前からあって、その参加者がPSVRの販売抽選に参加出来るというシステムもあったのでそういったシステムも上記の販売方法に加えて組み込むのもありだとは思いますね。


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最後に

PlayStation VR2は大きな進化と可能性を秘めた次世代VRハードとして自分は大いに期待しています。第一世代のPSVRでは旧世代のコントローラーを使ったりカメラでトラッキングしたり、PS4本体にもう一つ端末を接続しないといけなかったりと、いろいろと手探りなシステムが多かったりしてまさにVR黎明期のハードでしたが
新型専用コントローラー等、何もかも最初からVRで遊ぶための環境が用意されたPSVR2になってようやくVR本格始動への第一歩が踏み出せると言えると思います。

第一世代のPSVRを存分に楽しませてもらった自分としては、PSVR2への期待は現時点でかなり大きなものになっています。第一世代と違ってPS5はVRに必要な機能が最初から既に備わっているので、自分にとってはPS5はPSVR2のためのハードと言っても過言ではありません。

自分と同じように期待している方や、これからPS5とPSVR2を機にVRの世界を味わいたいという方にとってもやはりユーザーが買えるということが最初の一歩として最も大切なことだと考えています。

今回この記事を見て頂いて、自分が提案する方法に賛同頂ける方はこの方法に関して拡散等していってもらえると嬉しいですね。

現時点でSIEのPlayStationのホームページでは以前のように自由に任意のタイミングで意見・要望を送信することが出来なくなっているみたいですが、何とか声を上げてSIEに届くようにしたいと考えています。SIEは時々製品アンケートのようなものをメールで提供してくれることもあるので、そういった機会を通して声を上げていきたいと思います。また、各販売店に関してもそういった機会があればどんどん伝えていきたいと思っています。ここのブログだけで書いていても恐らく全くあちらには届かないと思うので。

今回の自分の意見に賛同頂ける方も是非そういった機会に伝えて頂ければと思います。


PSVR2の今後の発表に期待すると共に、まずはユーザーが買えるようになることを何より切望しています!

今後の情報にも注視しつつまたいろいろと記事を更新していけたらと思います。

それでは!


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