さて、いよいよゲームプレイに関して書いていきたいと思いますЯ!R
今回のタイトルはこちら
WipEout Omega Collection
このゲームについて
商品情報はこちら
リリース自体は2017年6月にダウンロード専用タイトルとして販売されておりまして、内容はPS3でリリースされたWipEout HD、WipEout HD Fury、PS VitaでリリースされたWipEout 2048の3作(うちFuryはDLC)をまとめてPS4向けにリマスターされた作品なっていますЯ
PS4では安定した1080p/60fpsでの動作が実現し、PS4 Proでは4Kでの安定した60fps動作が実現しており、映像とフレームレート共にクオリティの高いものに仕上がっていますЯ!R
ハイスピードな浮遊レースゲームになっており、武器を使ってライバルの足止めをしたりとかプレイ中に格好良いEDMの音楽が鳴ることも特徴になっていますЯ
購入経緯
SIEのレースゲームシリーズの1つとしてPS1時代からリリースされているシリーズですが、自分がプレイしたのはPS3の時が初めてでしたЯ
そして2017年12月のPlayStation ExperienceにてPS VRへの無料アップデート対応がアナウンスされましたねЯ!R
正直最初にこのゲームがVR対応すると聞いた時は「そんなことして大丈夫か!?」と思っていましたЯwR
しかしSIEからリリースされるVRタイトルですから、PlayStation VR推進派の自分としてはやはり手を付けておかなければということで、先月セールで安くなっていた時に買っておきましたЯ
VRモードでのプレイとオプション
※4月2日修正
では本題に入りたいと思いますЯ!R
一昨日の3月28日にようやくVR対応アップデートが実施されましたЯ!R
アップデート適用後早速プレイЯoR
メニュー画面
最初のメニュー画面の時点で既に立体空間になっており、目の前に通常モニタープレイの時と同じメインメニューが浮いている感じになっていますЯ!R
メニュー画面の時点で目の前から機体が迫ってきて後ろを通り過ぎていく演出があり、同時に「ビュュ~ンン!」という音が前から後ろに広がっていき、早速VRの立体映像と3Dオーディオの迫力に魅せられますЯoR
レースをプレイ!
そしていよいよレースをプレイЯ!R
今回プレイしたのはキャンペーンモードですが、VRは全モード対応となっているようですЯ!R
レースが始まるとパイロット視点でところ構わず前にハイスピードで進んでいき、カーブも遠慮なく通常プレイの時と同じ動きをしますЯwR
この時点で頭がぐらんぐらんとして身体も勝手に揺れてしまうということが起きてしまいましたが、それでもそれが直接酔いになるという訳ではありませんでしたЯ
酔いそうだけどギリギリ酔わないように踏み止まっているような感覚を感じましたЯ!R
まるでUSJのスパイダーマンのアトラクションでビルから落下する時のような感覚がずっと続きますЯ!R
自分の身体が動いてなくてもこのような感覚になる訳ですからああいったアトラクションがいかに視覚で脳を騙す仕掛けを上手く使っているのかがよくわかったような気がしますЯ
更に、ハイスピード前進とカーブに加えてライバルから攻撃された時とかコーナーにぶつかった時も容赦なくガタガタ機体が揺れますЯwR
そしてオプションを開いてみるといろいろとVRのための設定が用意されていまして、プレイ中に変更していろいろ試せるようになっていますЯ!R
視点変更設定
まず上から視点変更ですが「コックピット」「クラフト」「遠隔」の3つが用意されていますЯ
先ほどお見せしたパイロットの主観視点でのプレイは初期設定のコックピットになっている状態ですが、これをクラフトや遠隔に変更することで
このように客観視点でプレイすることが出来ますЯ!R
一見通常のモニタープレイの時と同じ視点ですねに見えますが、後ろを見渡してライバルとの距離や方向を確認しながらプレイする等、VR特有の遊び方も出来ますし最近徐々に高い評価もされ始めている客観視点のVRゲームの1つとしても楽しめますЯoR
これはこれで有りですねЯ!R
しかし個人的にはやはりVRでは主観視点で没入してプレイしたい派なのでここからはまたコックピット視点の話に戻りますЯ
カメラ設定 - VR
次はカメラ設定-VRという項目についてですがカメラを「パイロットに固定」「サーキットに固定」「コックピットに固定」の3つがありますЯ
これは主にカメラがどう回転するかに関する設定ですねЯ
サーキットに固定していると機体が回転したりした時でもカメラも一緒に回転したりすることもなく、コックピットに固定すると機体のカーブや揺れ等と共にカメラが揺れることもなく良い酔い対策になりますねЯ!R
そしてパイロットに固定すると
このように機体が180度回転するようなアクションをしてもところ構わずそのままパイロット視点でカメラも一緒に回転しますЯwR
最初に180度回転した時は「うわ!」と声が出ましたがほんの一瞬超高速で回転するだけなので自分は酔いませんでしたねЯwR
どちらかと言えばこの視点ではカーブの時のカメラ動作でくらくらしてしまいがちですねЯ
そして酔い対策オプションはまだありますЯ
VRヘッドセット設定
VRヘッドセット設定という項目ですがこれは「オフ」「小」「大」の3つが用意されていますЯ
これはまず画像を見てもらった方がわかりやすいかなとЯ
「オフ」の場合
「小」の場合
「大」の場合
これはプレイ中よりも画像で後から見た方がわかりやすかったですが、設定項目が大きくなるほど視界が狭くなるといったものですねЯ!R
一般的に動き回るVRのゲームでは視界が狭い方が酔いにくいという結果が出ていますЯ
これは他のゲームにもよくあるオプションでVRホラーゲームなんかだと視界周りが円状の黒色で囲まれたりすることがありますが、このゲームの場合はコックピット内のデザインを上手く使って実現していますねЯ!R
ゲーム内のデザインと酔い対策のためのシステムが一致する良い例だと思いますЯoR
視界の設定 - VR
もう一つのオプションには視界の設定-VRというものがありますがこれは「オフ」と「オン」だけが用意されていて、オンにするとスピードアップした際に目の前のUIが映ったパッド部分が手前にビューン!と移動する演出が加えられるようですЯ
スピードアップ前
スピードアップ時
これもオフにすることでスピードアップ時もUIパッドの位置が固定になるので酔い対策になりますねЯ
ちなみにトラッキング範囲内を動いて前に進んでから後ろを向くと、このように自分自身の首無しパイロットモデルが見れますЯwR
いろいろと設定を試してみましたがVRにもう結構慣れてしまっている自分としては設定項目の上から順に「コックピット視点」「パイロット固定」「小」「オン」の設定が一番楽しみやすいかなと思いますЯ!R
感想と考え
最後に感想と自分の考えを書かせて頂きたいと思いますЯ
まず一言として
素晴らしい
ですЯoR
この素晴らしいと思える部分は複数ありまして、まずはグラフィックと没入感ですねЯ!R
VRのゲームでスクリーンショットなんて貼っても、それは片目に映っている映像が平面化されて画像になっただけなのでVRヘッドセットで見た時の没入感や綺麗さ等が全く伝わらないことはわかってはいるのですが...
ついついプレイ中撮ってしまうのが癖でしてЯwR
PS4 ProでプレイしていますがグラフィックはフルHDモニターの通常プレイで見た時の見映えから劣化を感じることなく没入することが出来ているかと思いますЯ!R
PSVRに対応させる際は60fpsを両目で固定して描画出来るようにしないといけないので結構いろんなゲームでグラフィックが削られていることが多い印象なのですが、このゲームは最初にも書いた通りPS4で1080p/60fps、PS4 Proで4K/60fpsを実現しているのでPSVRに対応させてもほとんどグラフィックの見映えを変えることなく動作させることが出来ているのだと思いますЯoR
そしてもう一つ素晴らしい点として細かい酔い対策を用意してくれていることですねЯ!R
先ほどお見せした細かいオプションももちろんのこと、基本的にパイロット視点で走っている間も目の前にUIや自分の機体の前の出っ張り部分、コックピットの内装等が固定された場所に常に出ているのでこれがあるだけでもかなり酔いにくくなっているのだと思いますЯ!R
そんな注目度の高い“VR”。こちら、バイオ7開発中での“VR酔いをおさえる検証動画”(イーサンの車をVRモードでカメラにひっつけてプレイしたもの)です。これがVR酔いに非常に効果てきめんで、VR酔いに弱いスタッフも一切酔いを感じなくなったというシロモノです。 pic.twitter.com/5GjK7dcV83
— カプコン第一開発部公式 / Capcom R&D Dev1 Official (@dev1_official) 2018年1月12日
以前にバイオハザード7のVRモードの開発において車をカメラにひっつけて車の中にいるような状態の視点でプレイすると前進しても酔わなくなったというお話を聞いたことがありますが、今回このWipEoutではずっとそういう状態なのでこれも良い酔い対策になっているのではないでしょうかЯ
そして最後に
このようなVR対応を無料アップデートで追加してくれたこと
ここに感謝したいですねЯ!R
別々でソフトを出す訳でもなく同じソフトで全モードで通常モードとVRモードを切り替えてプレイ出来る状態になるというところももちろん嬉しいですし、それを追加料金無しで対応してくれたのは本当に素晴らしいなと思いますЯ!R
自分はセールの時に2,526円で購入したのでとてもお得でしたЯ!R
通常プレイのゲームを後からVRに対応させる、ましてやモニターでのプレイ時の視点(客観視点)とは別の視点(主観視点)でのプレイでVR対応させるとなるともう一作ゲームを新しく開発するようなことだと思いますЯ
同じ視点でのプレイでの対応ですらフル対応する時はもう一作開発するようなものだと言われていますからねЯ!R
主観視点になるとこういった客観視点では見れなかった機体の内側の細かい部分も見れるようになるのでこういう見える部分も細かく作り直す必要もあったでしょうし、大変だったでしょうねЯ!R
個人的に不満はオプションの項目の名前がわかりにくいというところぐらいしかなく、全体的にこのVR対応版には満足していますЯoR
バグについて (バージョン 1.04)
※4月17日追記・修正
現在のバージョン 1.05以降、このバグは修正されました
バージョン 1.04の時点では、このゲームでPSVRを起動した際にフリーズしてエラーが発生するバグが確認されていましたЯ
読み込み画面のまま進まなかったりとか、途中からVR起動してもそのままフリーズしたりとかの現象ですね、自分もこの現象に最初は悩まされましたЯ
このバグは内部4K用描画されている場合、つまりPS4 Proで発生しているようですЯ
内部4K用描画というと一見4Kテレビでしか発生しないようにも思えますが、フルHD(1080p)テレビを使っている場合にもスーパーサンプリングモードをオンにしていると発生するようですЯ
スーパーサンプリングモードに関して詳しくはこちらをご覧ください↓
なので解決方法としては
・4Kテレビを使っている場合は画面出力設定を「1080p」に変更
・フルHDテレビを使っている場合は「スーパーサンプリングモード」をオフに設定
ワイプアウト起動前にこのように設定することでVR起動時にバグは起こらないみたいですЯ
普段から4K解像度やスーパーサンプリングモードを使っている場合は毎回起動前にこの設定に変更するのは面倒くさい人もいたと思いますが、修正パッチが来て良かったですねЯ
後書き
PSVRは昨日3月29日(木)より1万円の値段改定があり、34,980円+税に値下げされましたねЯ!R
今回の値段改定によりVRデビューした方もいることかと思いますЯ
今回のWipEout Omega CollectionはVR初体験に持ってくるにしては敷居が高いことも事実だと思うので、このワイプアウトはある程度自由移動ありのVRゲームに慣れてからプレイすることをおすすめしたいと思いますЯ
VR初体験のゲームには個人的にMossをオススメしたいかなと思っていますねЯ
このMossの素晴らしさについてもいつか書けると良いかなとЯ
今回ワイプアウトのVR版に関しての感想を綴らせて頂きましたが、今後も少しでもVRの素晴らしさを伝えていけると良いなと思っておりますЯoR
それでは!
動画の宣伝
今回1時間ほどプレイをブロードキャストしてみましたので宜しければご視聴して頂けると嬉しいですЯ!R
・著作権等:
©2017 Sony Interactive Entertainment Europe. Developed by Clever Beans and EPOS.

PlayStation VR PlayStation Camera 同梱版
- 出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日: 2017/10/14
- メディア: Video Game
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